HCGシンポジウム2023

相手に求めるコミュニケーションスタイルの提示がフリマアプリにおける価格交渉のやり取りに与える影響

Miyuki FUJIWARA†, Rintaro CHUJO, ARI HAUTASAARI

mercari R4D
The University of Tokyo

Abstract

近年、日本ではフリマアプリの人気が高まっている。本研究では、フリマアプリのコメント欄において、相手に求めるコミュニケーションスタイルをバッジとして提示することで、ユーザー同士のコミュニケーション、特に価格交渉にどのような影響を及ぼすかを2つの実験から調査した。その結果、バッジがコミュニケーションの言語形式やストラテジー、ワークロードにも影響する可能性が示唆された。

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藤原 未雪, 中條 麟太郎, ハウタサーリ アリ. 2023. 相手に求めるコミュニケーションスタイルの提示がフリマアプリにおける価格交渉のやり取りに与える影響. In HCGシンポジウム2023

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Authors

一橋大学大学院言語社会研究科・博士(学術)。mercari R4D Researcher。専門は文章理解、意味・語彙、日本語教育。

東京大学文学部人文学科心理学専修卒業。同大大学院学際情報学府修士課程在学中。HCI、CMC、CSCW、感情コミュニケーションなどの研究に従事。

京都大学大学院情報学研究科・博士(情報学)。東京大学大学院情報学環特任准教授(インクルーシブ工学連携研究機構) 。 HCI、CMC、CSCW、感情コミュニケーションなどの研究に従事。


謝辞

本研究は,株式会社メルカリ R4D とインクルーシブ工学連携研究機構との共同研究である価値交換工学の成果の一部である.